エウレカを退職して、Ubieに入社しました!

Sotaro Tanaka
Dec 8, 2020

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この記事はUbie Advent Calendarの7日目です。12/8に投稿していますが、7日目です。

昨日はjimboさんによる 地方で暮らしながら都内のスタートアップでのびのびと働くソフトウェアエンジニアの話 でした。私もそろそろ実家のある神奈川に帰りたいです。

こんにちは、こんばんは。私はsotaronです。データエンジニアをやったり、小倉唯さんのファンクラブ会員などをやっています。2020年11月に株式会社エウレカを退職し、Ubieという会社に入社してからだいたい1ヶ月くらい経ったので、転職のアレを書いてみようと思います。

しれっとツイートはしていました

前職エウレカでは、何をしていたか

エウレカには新卒で入社して、ちょうど3年間働きました。何度かチームを異動しながら、データエンジニアリングをメインに働いていました。

具体的にどんなことをやっていたかとか、何を考えていたかはかつてこんなものを書いたので興味あればご覧ください。

エウレカはどうだったんですか?

「オンラインデーティング」というデータの種類としても量としても非常に面白い分野で、3年間ずっとデータ関連の業務をやらせてもらっていたので、とても楽しかったです。toCかつ相互的なデータが多いので、扱うデータの量だったり性質に気をつけながら、分析したりエンジニアリングしたりする癖がつけられたのもよかったなあと思っています。

また、何よりチームメンバーが良い人ばかりだったので、大変なことは多々あれど、基本楽しく仕事をさせてもらいました。チャンスも多く転がっていてチャレンジしやすい環境だったとも思います。

他にも休みの日数がかなり多かったり(社員のインプットを重視してる)、社内にカフェがあったりしたのもよかったです。僕はそのカフェで毎日同じキャラメルラテを飲んでいました。

会社としていろいろ良いところはあれど、エウレカで働いていて一番よかったことは、何より尊敬する上司や先輩、同僚と出会えたことだったなあとも思っています。

なぜ転職を考えたのか?

さて、そんな恵まれた環境にいたのになぜ転職することにしたのか?という話です。

エウレカは扱えるデータ、労働環境という観点ではすごく良くて、居心地もよい会社だと思っていました。

ですが、なんとなく「自分が今いる環境をフラットに見て、他の会社と比較してみよう」と思い立ち、興味のある会社や声をかけてくださった会社の方とカジュアル面談などを受け始めたのが転職のきっかけでした。

話を聞いていると、自分の今のスキルや働き方は若干局所最適に寄ってそうだな〜という思いや、違うドメインのデータを扱う仕事もしたいなという思いが強まっていき、これは転職機運だと感じ、本格的に数社の選考を受けることを決めました。

今思うと、今年の2~3月くらいからそういうムーブを始めた気がするので、リモートなご時世になりつつあるところで、時間に余裕があったことも結果的に転職するか否かに影響していたと思います。カジュアル面談や面接をオンラインで受けられたことで、現職の仕事を一通りやった5分後に他社の話を聞く、といったことも可能だったので、なかなかよかったです。

これを読んでいるあなたも、今すぐ転職する気はなくても気軽に他社のカジュアル面談など受けてみて、自分が今いる場所と比較してみたりするのも良いかと思います。移動がないので、だいぶ楽です。

なぜUbieにしたのか?

カジュアル面談を受け始めた頃から数えると、期間としてはだいたい半年ほど転職活動っぽいことをしていました。選考を受けたのは5社くらいで、最終的に選考を続けてオファーまでいただいたのが2社、そのうちの1社がUbieだったという感じです。

働く会社を決める上で重視していた基準としては、以下あたりです。数字が小さいほど、私の中での優先順位が高いものです。

  1. 既に一定量のデータを保持していること。かつtoBtoC双方の間に立ち課題解決と社会への価値還元を両輪やっているようなプロダクトだと尚良い。
  2. 自分自身や自分の身の回りの人の生活に直結する価値ある事業をやっていること。
  3. 物理/リモートを柔軟に選択しながら勤務できること。
  4. 都心部に1LDKの部屋を借りても十分やっていけるくらいにはお給料が良いこと。
  5. 尊敬できる同僚がいること(最悪自分がそうなって人を呼んでくればいいので一番下に書いたけど、重要は重要)

オファーをいただいた2社はいずれも上記を満たしており、元々はむしろもう1社の方に行くつもりで、Ubieのオファー面談に向かったことを覚えています。

しかし、オファー面談時の共同代表阿部のトーク力に只ならぬ勢いを感じ、そのまま話を聞いていると、トーク力以上にビジネスとしても解決すべき社会課題としても、もっと大きな勢い、魅力を感じました。

Ubieでは主に医療機関向けの問診サービスや、一般向けの受診相談アプリなどを開発、提供しています。医療というドメインなのもあり、Ubieには医療×IT分野における多くの課題を解決するといった社会貢献要素の魅力がありそうだなあとは事前に想像がついていましたが、ただ社会貢献をするだけではなく、業界の中でUbieが重要なポジションを取りうる、賢いビジネスモデルになっていることを共同代表阿部との会話から感じたあたりから、「うわー、絶対おもしろそう〜」と思ったりしていました。詳細はここに書くと大変そうなので、どんな話か気になる人はぜひ阿部さんとお話してみましょう。

一般的に気になる話としてお給料的なお話をすると、そもそも給与は2社でそんなに変わらなかったのでどっちでもいいかなーと思っていたのですが、ストックオプションの存在はやはり大きかったです。

オファー面談前はそんなに重視していなかったのですが、先述のような話を阿部から聞いた後でストックオプションの条件面の提示があったりしたので、比較的確度は高そうだしお金たくさん貰えたら最高だよなーと考え直しました。あとストックオプションがなくても、普通に一定満足いく年俸を提示されたのもハッピーでした。

そうこうして気付くと、「直近まずどんな仕事をやっていくか?」という話をUbie社員と話しながら肉寿司を食べている私がそこにいました。

また、これは条件面的な話とは全く違う軸ですが、「テクノロジーで人々を適切な医療に案内する」というVisionに強く共感したこともUbieに入社した理由の一つです。私自身が学生の頃から病院通いが多かったことや自身の身の回りにあったこと、体験などから、「適切な医療への案内」に共感し、またその実現に自分も関わっていきたいとも思いました。

Ubieで何をしているか、何をしていくか

入社してからここまでの1ヶ月はキャッチアップがてら、所属するData Scienceチームで、管理画面アプリケーションの実装や、AirflowのDAGファイルとSQLをたくさん書くお兄さん業をやっています。

Data Scienceチームはこんなところです。

今から来年にかけては、上記のような業務でData ScienceチームのML Engineerや医師のスループット最大化をサポートしつつ、全社のデータマネジメント業をガッツリやっていく予定です。

ちょうど今は来年以降「データの品質向上のために、何をどんな順番でどの程度やっていくか」の部分などを詰めているところです。合わせて現状の課題把握なども始めています。

なので、今のうちにUbieのBIやData Reliability領域にきておくと、事業成長に伴走しさらにその成長を加速させるためのデータマネジメントを1からやっていくことができます。

データマネジメント業務は、1から作っていくのが一番良い経験になると個人的には思っているので、本当におすすめです。私と一緒にデータマネジメントとかBIとかしませんか!

さっきも書きましたが、お仕事を終えた5分後にはとりあえずリモートで話せる昨今ですので、今すぐ転職する気はなくても、雑なデータマネジメント談義でも良いので、ぜひお話しましょう。何かしらの連絡手段でご連絡いただければ、何かしら折り返します!

やっていくぞ!

個人的にここ1~2年注力してきたデータマネジメント領域における成否が重要になる事業ををやっている会社に来れたなあと思っているので、これから非常に楽しみなことばかりです。やっていくぞ!

明日(今日)はyoshimaruさんによる 技術的な意思決定の議論をGitHubに集約し、リモート開発のコミュニケーションコストを下げる方法 です。お楽しみに!

では、良いお年を〜 :)

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Sotaro Tanaka
Sotaro Tanaka

Written by Sotaro Tanaka

Data Engineer at Ubie, Inc.(https://ubie.app) (formerly eureka, Inc. AI Team/SRE Team/ BI Team) Interest: Data Engineering|Management, Site|Data Reliability